『M○○IでG○Gなお話 ポラロイド写真に浮かぶ姫』 - クズクズ野郎の風俗コラム |口コミ風俗情報局

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クズクズ野郎(15)
    風俗コラム『『M○○IでG○Gなお話 ポラロイド写真に浮かぶ姫』』
    タイトル『M○○IでG○Gなお話 ポラロイド写真に浮かぶ姫』
    投稿者クズクズ野郎
    投稿日2021年11月10日
    『『M○○IでG○Gなお話 ポラロイド写真に浮かぶ姫』』
    店内に大音量で響くユーロビート。
    アルコールとタバコ、甘ったるい安っぽい香水のような匂いが鼻をつく。

    薄暗い照明、ブラックライトに映し出される待合室のソファ。
    中年男性が3名ほど座り、タバコを燻らせたり携帯電話を覗き込んだりしている。

    我々もその男たちの横へ、お行儀よく並ばされていく。
    5人も座ると窮屈で、とても長くはいられない気分だ。

    程なく甲高いマイクのコールが鳴り響く。
    「先頭のお客様〜○番シートご案内!」
    「続いてのお客様!○番シートへどうぞ〜!」

    次々と男たちがカーテンの奥へと吸い込まれていく。
    その横にカウンターがあり、中には小太りの金髪
    男が座り、マイクでコールを捲し立てている。

    カウンター横に立つもう1人の男。
    小柄な中年だが眼光が鋭い。

    甲高い声で友人が呼ばれる。
    「しゃいませぇー。ご指名はございますかぁ」

    カウンター前にずらりと貼られた、ポラロイド写真に写る女の子たち。
    源氏名、数字が書かれていたり、花のシールが貼られたりで賑やかに飾られている。

    友人が写真を指差して、中年ボーイに耳打ちしている。
    そして私に「1時間後にまたもどってくるわ」
    と告げ店を出て行ってしまう。

    「お次の方どおぞー」
    私の番だ。
    ドキリとする。

    「ご指名は?」
    貼られた写真を咄嗟に凝視する。

    ポラロイド写真特有の、ぼんやりとした写真の中の女の子達はみんな可愛く見える。
    上の方は人気あるの娘が貼られているようだ。

    みんな笑顔でピースやポーズを決めて、楽しそうに写っている。
    こんな娘達とエッチな事ができると思うと、一気に緊張感が増してきた。

    「すみません、初めてなんでどうしたらいいですか」
    乾いた口から弱々しい声が出る。

    「お兄さん学生?この娘なんか年も近そうだからいいんじゃない」
    急に横柄な口調だ。

    ただ今の状況は、この横柄な中年ボーイの言いなりにならざるを得ないぐらい緊張していた。
    料金を言われ、お金を払う。

    先程、中年男性達が吸い込まれていったカーテンの奥へ通される。
    いけない世界へついに踏み込んでしまった、という罪悪感の様なものが私を覆う。

    つづく
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