サードプレイスホテル大宮（埼玉県さいたま市大宮区/ラブホテル）の口コミ一覧

ラブホテルとして使えるホテルでありながら、シティホテル的な側面があり、一般のホテル予約サイトからも予約が可能なこちらのホテル。そういった多様性のある所に前々から興味がありましたので、大宮のお店利用の際に行って参りました。場所は、大宮駅東口南出口から南銀座通りを歩いて3分くらいのところにあります。‘パークプラザ大宮ビル’という、上階にサウナやカプセルホテルが入っているビルの1～2階部分が当該ホテルとなっています。訪れたのは、土曜日の18時ちょっと前。自動ドアの入口を入ってすぐフロントがあったのですが無人だったので気付かず、一度素通りしてしまいました。またフロントのすぐ横のスペースには当初レストランが入っていたそうなのですが、コロナ禍の影響でこちらも無人スペースになっており、コーヒーなどのサービスコーナーとなっておりました。戻ってフロントに設置してある電話で係りの方を呼びます。フロントは完全対面式。見た感じ30代くらいの男性が応対してくれました。今回お店の予約がまだだったので、余裕を持ってロングデイユース(5時間)で利用するつもりでした。その旨伝えると、ホームページにしっかり載っているにも関わらず5時間はやっていないとの回答。説明を聞くと、5時間は無くなったという意味に取れました。フロントの料金表を見ると、休憩は2時間の他ホームページには載っていない‘3時間’というのがある事に気付きます。釈然としないながらも選択肢が無いので3時間で部屋を取りました。部屋はホテル側で割り当てられます。スタンダードタイプの部屋しか空いていなかったので自動的に部屋が決定。料金を支払ってルームカードを受け取り、奥のエレベーターで2階の部屋に向かいます。部屋の鍵は開いており、内側から鍵を掛ける方式です。ホームページを見て分かってはいましたが、結構な狭さ。内扉はもちろん、玄関の区切りもありません。しかしながらこのホテルは、内装に部屋毎に違うアートが施されており、今回の部屋は白地の壁や天井に方角を表すアルファベットや数字が刻まれていてスタイリッシュな雰囲気です。テーマはどうやら方位のようですが、数字の意味が分かりません。コンパクトすぎて椅子らしきものもありませんが、ベッドの足元に足を置けるスペースがある事から、ベッドに腰掛ける事でテレビ前の棚をデスク代わりに出来るという事でしょう。Wi-Fi完備なのでビジネス利用も問題ありません。棚の端にホテルではあまり見ない、フレキシブルライトもありました。対して、浴室は狭くありません。洗い場がやわらかい床になっていて心地よかったです。浴室テレビも付いていて、ゆったりくつろげます。最初、トイレの場所が壁と一体化しすぎて分からなかったのですが、壁に書かれている数字の意味の答えが、そのトイレの中にありました。デスク代わりの棚といい、なかなか面白い仕様です。テレビはVOD完備でアメニティも豊富。サービスとして、ミネラルウォーターが冷蔵庫の中に1本ありました。部屋自体は狭いですが、必要なものを工夫してコンパクトに上手くまとめている良い印象です。建材がしっかりしているのか、外部の音は全く気になりませんでしたので防音性は高いと言えるでしょう。清掃もきれいに行われていて、エアコンの効きも良く、快適に過ごす事が出来ました。また結果論ですが、お店の女性もすぐ来てくれてその後にくつろぐ事も出来たので、3時間で取って丁度良かったですね。延長料金が10分500円と結構割高なので、2時間で余裕がない場合は最初からプラス1000円の3時間にしておくのも手ではないかと思います。料金は前払い制ですが、退出の際は1階に設置してある精算機にルームカードを入れて手続きを行い、延長料などが発生していれば支払い、無ければそのままチェックアウトとなります。休憩でも予約が可能で、連絡をすれば外出自由と使い勝手はかなり良いです。スタッフさんの応対も終始丁寧でした。また、基本的にフロントは不在なので女性の出入りに気を使う必要は無く、結果風俗利用に向いています。やや料金は高めですが、様々な用途に対応可能な魅力あるホテルだと思います。