ホテル ローリエ（東京都中野区/ラブホテル）の口コミ一覧

こちら、かなり前から気になっていたホテルです。歌舞伎町や大久保の隣のエリアでありながら風俗店がほぼ無いため、中野駅近くのホテルはここ1軒しか存在しません。昔からあるホテルのようですが、口コミはほとんど無く、ホームページもありません。ラブホテル掲載サイトにもホテル名と電話番号のみ。都心部の情報の少ないホテルが気になる自分としては、最も興味をそそられる対象と言ってもいいでしょう。 情報が無かったので1年位前から、部屋の広さや料金システムなどを少しずつ電話で質問したりしてはいました。場所柄もあってなかなか行く機会が無かったのですが、今回念願かなって行って参りました。 場所は、中野駅南口から徒歩2分くらいの駅近にあります。訪れたのは、日曜の10時半頃。塀に隠された入口を入ると、すぐ左側に部屋の数だけある昔ながらの選択パネル、その奥に手元だけ開いたフロントがありました。 事前の電話での質問で、部屋は3タイプある事が分かっていました。休憩料金5200円のスタンダードタイプの部屋、広さはあまり変わらないものの円形ベッド(非回転)と浴槽にジャグジー機能の付いた6600円の部屋、7400円と高めですが最も広いVIPタイプの部屋。気になっていたホテルという事もあり、どうせならばと1部屋しか無いVIPタイプの部屋を狙っていました。ちなみに、ホテル側は特に名付けておらず、区別するためにこちらで勝手にVIPタイプと記載しているだけです。 この時点灯していたのは、全15部屋中6部屋ほど。運の良いことに、その中に狙っていた部屋があるではないですか。一応、すぐ横のフロントの方に確認をしてボタンを押しました。受付係は声からすると、年配の女性。おそらく事前の電話の時にも応対してくれた方で、いつも丁寧に答えてくれます。 料金を支払う際に、駅でお相手と待ち合わせの予定があったので、電話では聞いていましたが外出可能かを念のため再確認。少しの時間であれば可能との事です。これが出来ると部屋を確保して荷物を置いて行けるので、段違いに使い勝手が良いですね。 最初からそのつもりでしたがサービスタイム適用のタイミングだったので、「17時までです。」と伝えられ、鍵を受け取りエレベーターで部屋に向かいます。 解錠して扉を開けると、玄関スペースと奥に内扉が見えました。水まわりエリアがその手前左側にあります。内扉の先が居室エリアとなっていますが、結構な料金差がある一部屋しか無い最高ランクの部屋という事を考えると、正直なところ驚くような広さではありません。避難経路図の間取りを見てみると、他の部屋より一回り～二回りくらい広い程度のようです。しかしながら、玄関からの余裕のあるアプローチも含めて部屋は広々としており、ストレス無く動き回れる事は間違いないでしょう。 アイボリーの床や壁を基調に、一部に木目調の扉などが相まった落ち着ける雰囲気の内装。内扉のステンドグラスがおしゃれです。 水まわりでは、水を受ける洗面器こそ小さめでしたが、アメニティは一通り揃っており、洗面台自体は広めです。白色の清潔感のある浴室は、特に浴槽がレインボー照明とバブルバス機能付きのもので、お風呂タイムを楽しめます。トイレはもちろん洗浄機能付きです。 今回の部屋では、他のホテルでは見たことが無い珍しい備品がありました。それは‘オフィスチェア’。入った時、ソファーがあるのに何でかなと思いましたが、部屋を使って分かりました。テレビを見るのに最適なのです！ソファーだと位置的・角度的に見づらいのですが、このオフィスチェアがあると、肘掛け＆ロッキング機能が付いているので限りなくくつろいで、特等席でテレビを視聴する事が出来ます。 多少の経年劣化は見られましたが清掃はきれいに行われており、エアコンの効きも良く、長時間快適に過ごす事が出来ました。 基本休憩が2時間で料金も安くは無いので、一見利用しづらいように見えますが、休憩とサービスタイムは同料金で、休日割増さらに年末年始などの特日の割増もありません。ですので、今回のようなサービスタイムを利用出来るタイミングで入ればお得感があります。 ホテルの料金システムを、事前の電話確認と実利用、また内線での質問によりまとめて運営様に報告しましたので、よろしければご確認ください。 立地的にも駅から徒歩2分の裏通りにあり、コンビニもすぐ近くにあるので、利便性は高いです。ホテルのスタッフさんも、親切丁寧。何より中野駅エリア唯一の老舗ですので、末永く存続して欲しいものです。