HOTEL WAKO（東京都新宿区/ラブホテル）の口コミ一覧

こちら、歌舞伎町エリアに結構前からあるホテルですが、意外にも情報は少なめです。ラブホテル掲載サイトに料金システムは載っているものの、部屋画像はありません。現状で部屋が確認出来るのは情報局にある写真だけではないでしょうか。分かっている事と言えば、下位ランクの部屋は3点ユニットバスのビジネスルームのような部屋であるという事くらい。情報の無い、上位ランクの部屋が個人的にとても気になります。歌舞伎町のお店で以前より注目していた、レア出勤の女の子がタイミング良く出勤予定を上げていたので予約、当該ホテルを指定いたしました。ホテル街を訪れたのは、土曜日の14時半頃。今回、目的のホテルとは別にもう一か所気になるホテルがあり、目と鼻の先という事でまずはそちらを訪問。「ブロンモード」の敷地に足を踏み入れました。すると私とほぼ同じタイミングで敷地内に入る一組のカップルと一人の男性客。ロビーに入ると、パネルは全て消灯。カップルも男性客もかなり早足でしたので、おそらくホテル難民と思われます。このホテルの気になっていた部分ですが、2つのホテル(「ブロンモード」と系列の「ティファード」)が同じ一つの建物の中に入っているという事で、中から往来可能かどうかを確認しに来た次第です。結果、普通のロビーで通路は見当たりませんでした。ただ、従業員用の通路はあるのかも知れませんね。さて、本来の目的である「HOTEL WAKO」に向かいます。すると敷地に入ったところで、先ほどと同じような光景。一組のカップルが足早に入って行くのを目にします。入口の自動ドアを入ると、そのカップルはすぐにリターン。土曜の昼間という事で、ホテル難民になる確率が上がっています。私も他人事ではありません。ロビーはかなり広く、正面に完全対面式のフロントがあるシティホテルのような様式。待合スペースも広めです。部屋選択のパネルはありませんが、A～Dのタイプ別に表示された大き目の部屋パネルが4枚、右手方向に見えました。受付係は、40代くらいの男性スタッフ。休憩利用の旨伝えましたが、案の定‘只今満室です’という答えが返ってきます。しかしながら、このホテル一択で来ているので引き下がる訳には行きません。私「準備中の部屋が有るようでしたら、待たせてください。」スタッフ「どの部屋でもよろしいですか？」私「希望はAタイプの部屋なんですが、どの部屋でも構いません。」スタッフ「Aタイプですか…」最も料金の高い‘Aタイプ’と聞いてやる気を出したのか、モニターを確認してくれます。スタッフ「あ、Aタイプ今空きましたね。ご利用出来ます。」という流れで、カップルがあっさり諦めた事、空室待ちの人が居なかった事も要因となり、ホテル難民に陥る事が懸念される土曜の昼の歌舞伎町、ラッキーにもすんなりと希望の部屋を取る事が叶いました。料金を支払って鍵を受け取り、エレベーターで部屋に向かいます。やや確認不足の感は否めませんが、スタッフさんは概ね丁寧な応対をしてくれました。扉を開けると、段差の無い小ぢんまりとした玄関。正面が居室、左手方向が水まわりエリアとなっています。白・黒・グレーのモノトーンをメインカラーとした、シンプル且つ落ち着ける雰囲気の内装。上位ランクのタイプの部屋という事で広さも十分、限定設備としてマッサージチェアが置かれていました。水まわり設備も余裕のスペース。アメニティも豊富です。エアコンは集中管理でしたが効きは良好。Wi-Fi環境あり、テレビはVOD完備。VODで部屋の詳細が確認出来たのは有りがたかったです。部屋に使用出来るコンセントが全く見当たらなかったのですが、何と引き出しの中にありました。改善を試みた苦肉の策と言っていいでしょう。歌舞伎町のホテルはサービスタイムが夜まで実施されているところが結構ありますが、こちらも20時まで可能。土日祝でも割増料金が無い為、平日と同じように長時間利用出来るのはお得感が感じられます。情報の少ないホテルでしたが、きれいに清掃された部屋で5時間半ほどの間快適に過ごす事が出来、満足度の高い利用体験となりました。帰りに、もう一方の「ティファード」も念のため確認。やはりこちらも連絡通路のようなものは見当たらず、普通のロビーでした。しかしながら、50枚以上ある選択パネルは同様に全て消灯。週末のラブホテル人気には改めて驚かされます。そして、ちょっとした違和感が…。外国人観光客と思われるファミリーがロビーで盛り上がっているではありませんか。インバウンドの波がラブホテルにまで押し寄せて来ている事に脅威を感じずには居られません。