やはり綺麗だった彼女に促されて個室に入ります。
けっして暑いわけでもないのに、どうしてもこのお店だけは
何をされるんだろうというドキドキ感が額の汗と共に滲み出てきます。
「わざわざ、ご指名ありがとうございました。」
まだ彼女はそっちのモードではないようで明るく挨拶をされます。
「文章読みました。ちょっと感動しちゃいました。」
「いやいや、そんな。ややこしいシチュエーションで・・・」
「下手な字で読んでもらうよりあっちの方がいいかなって。」
「凄いです!ホントに嬉しいです。」
「あれはどの程度の本音なんですか?」
「半分ぐらいなんですか?」
「あ、…
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