[始まり]
普通に世間話をしながら階段を昇り、アッサリと部屋の敷居をまたぐ。
独特の雰囲気…自己のスタイルを持って接するベテラン嬢という圧を感じさせる。インタビューでは『本人はダメではない事もお客さんから気を使ってくる事が多い』という話だったので、今日は多少気を付けつつ希望は出すようにしようと考えていた。
まずは薄暗い照明を明るくしてもらおうか。が、電球をいじり、リモコンを触りながらも、うまくいかない。元々Bッド側の灯りは4灯の内ふたつ外されてもいる。本当に明るく出来ないのかどうか定かではないが、それは無理だったと妥協する。
嬢との間合いの取り方には、まだ緊張感を払拭できない…
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