ホテル 日光（東京都台東区/ラブホテル）の口コミ 2017/08/27 10:10 マーケンワンさん投稿

初めて

202号室

3時間休憩3500円

 … 綺麗だけど、おしゃれとまでは言えないかな

 … ベッド以外は、2人で座る椅子くらいしかない

 … 2人で入るとキツい

 … 機会があればまた利用するかもしれない

以前、偶然前を通り掛かったこちらのホテル。ちょっと古くていい感じの佇まいが気になって、後からネットなどで情報を探すも何も出てこず、気になっておりました。今回鶯谷エリアを利用する機会があったので、迷わず突撃して参りました。

塀に隠された入口を入ると、やや狭いロビー。向かって左正面に、透明なガラスで仕切られた対面式のフロント、この時受付の方は不在でした。右側の壁に、9部屋しかない小ぢんまりとした部屋選択のパネル。訪れたのは平日18時頃でしたが、3部屋ほど点灯しておりました。均一料金なので、パネルを見ながらどの部屋が良さそうか考えていると、奥の階段から「いらっしゃいませ。」という声が。眼鏡を掛けた細身の上品な感じの年配のご婦人で、上の階からフロントに戻って来られたもよう。このタイミングで、今空いている中ではどの部屋が広いか聞いてみると、受付の方は「あ、それならここが空いていますよ、202。」と言って点灯していなかったパネルを点けてくれました。こういう計らいはありがたいですね。該当の部屋のボタンを押し、すぐそばのフロントに移動。料金を支払い、鍵を受け取ります。その際、外に表示されて気になっていた、サービスタイムの事について聞いてみると、時間的にもう終わってしまうという内容の説明を、受付の方は丁寧にしてくれました。
エレベーターで部屋に向かいましたが、これが今まで見た事が無いくらい小さいもので、二人でいっぱいの狭さ。他人と同乗出来ないという意味ではいいかも知れませんね。

今回の部屋は、壁に光沢がある事から宝石をイメージさせるエメラルドグリーンを貴重とした内装。所々に使われている、ピンク色がいいアクセントとなっています。古いホテルの様ですので、少々くたびれている部分も見受けられますが、この内装もあってか経年劣化はそれほど感じられませんでした。明るすぎない照明が、おしゃれな感じを引き立てているように思いました。いい意味で味があります。
広さに関しては、避難経路図の間取りを見ると、受付の方が勧めてくれただけあって確かに一番広い部屋のようです。しかし、客観的に見るとフリースペースがほとんど無く、かなり狭い。洗面台が居室内にあるので、ある意味その点は便利ですね。意外と思っては失礼ですが、浄水器も付いており、重宝しました。
この日は暑い日でしたが、冷房の効きは良く、扉を開けた瞬間ホッとしました。内扉があるため、防音性は良好。清掃もきれいに行われており、快適に過ごす事が出来ました。

退出の時鍵を返しにフロントに行く途中1階の廊下で、「あ、ありがとうございました。」と上の方から声が。またまた受付の方が階段を下りてくるところに遭遇。なんでもスタッフが2人しか居ないので、部屋の清掃も手伝っているのだそう。｢小さいホテルです…」と言っておりました。
その場で鍵を返却し、どんな部屋があるのかもう一度パネルを眺めていると、受付の女性が「あ、お気に召しませんでしたか？」と心配そうに声を掛けてくださいました。いえいえ、他の部屋も気になるので、という旨を伝えると、他の広い部屋、テーブルのある部屋、この時間3階は宿泊のお客さんで埋まりやすいなど、5分くらいでしょうか立ち話で色々と教えてくださいました。
部屋の広さこそありませんでしたが、快適な空間。休憩は3500円均一、宿泊は5000円からと、料金的にもリーズナブルだと思います。そして何より、スタッフの方が親切・丁寧。部屋の快適さ以上に満足度の高い利用体験となりました。

トイレの便座を、温水洗浄便座に付け替えてくれるとありがたいですね。