ホテルいいじま（東京都新宿区/ラブホテル）の口コミ 2017/07/09 07:07 マーケンワンさん投稿

初めて

301号室

6時間休憩5000円

 … 綺麗だけど、おしゃれとまでは言えないかな

 … 2人でくつろげる程度の広さ

 … 2人で入れるくらいの広さかな

 … 今後も、たまに利用しようと思う

情報が充実している歌舞伎町のホテルの中で、ほとんど情報が無いこちらのホテル。ホームページはおろか、検索しても何も出てこないので気になっておりました。今まで決め手に欠け、利用する事はありませんでしたが、歌舞伎町で利用したいホテルも少なくなってきたこともあり、前回近隣のアズーリを利用して前を通った際、‘次はこのホテル’と目星を付けていたので、今回の利用に至りました。

訪れたのは、土曜日の15時頃。地味ながら正面と思われる入口を入ると、フロントに続いているであろう廊下。これが思いのほか長く、行けども行けどもなかなかフロントに到達しません。廊下が長いと、良い意味で期待感が高まります。角を何回か曲がると、やっとフロントがお目見え。完全対面式の受付に上品そうなおば様が座っておられました。そのすぐ向かいに部屋選択のパネル。休日の日中でありながら、ラッキーにもこの時5部屋ほど空いていました。料金均一なので、どの部屋が広いかおば様に尋ねると、「今、開いている中ですと・・・」と言って2部屋ほど候補を挙げてくれました。その中で良さそうな方を選択。ショートタイムではなく休憩利用が希望だったので、「3時間で」と申し出ると、休憩は3時間ではなく6時間になったとの事。これは嬉しい誤算。料金を支払い、鍵の付いていない木製のキータックを受け取り、エレベーターが無いので階段で3階の部屋に向かいます。その途中に狭いながらもいい感じの、鯉の泳ぐ池のある日本庭園風の中庭があり、気分を盛り上げてくれました。

部屋の扉を開けると、玄関の窓から外光が差し込んでいる明るい水まわりの空間。内扉の奥の居住スペースは、なかなかの広さ。フローリングの床に、壁のクリーム色と木材の部分の薄緑色がマッチした、暖かみのある落ち着ける内装。壁には薄く小熊などのイラストがあしらわれていて、可愛らしい雰囲気も感じられました。
備品の中で目に付いたのは、業務用のスーパーファミコン。どうせ動かないだろうと電源を入れてみると、意外にも？しっかり起動しました。薄型の大型テレビでプレイするレトロゲームは、ミスマッチでなかなかいいものですね。
浴室は普通の広さでしたが、シャワーが3種類の切り替えが出来る多機能シャワーになっていて、個人的にオーバーヘッドシャワーは初体験だったので、ちょっとテンションが上がってしまいました。
それから、このホテルは全部屋ブラックライト仕様になっていて、照明を切り替えると、時間と共に色が変化する照明に薄くあしらわれたイラストが浮き上がって、思いのほか雰囲気のあるいい空間に演出されます。
新しいホテルではないので経年劣化は否めませんが、清掃はきれいにされていて、防音性も良好、快適に過ごす事が出来ました。そして、この部屋に意外とも思える珍しい設備の数々。やはり、基本休憩が6時間というのはありがたいですね。これらの設備を十分堪能することが出来ました。

料金システムとしても、休日の割増は無く全日均一料金なので、利用しやすいのではないかと思います。受付のおば様も丁寧で良い印象。また、自分の好きな味のあるホテルということに加え、部屋のテレビで流れていたプロモーション映像で気になる部屋もあったので、ぜひまた再訪したいと思える今回の利用体験でした。

洗面台に浄水器は付いていましたが、サービスドリンクとしてミネラルウォーターがあると嬉しいですね。それぐらいです。