チャイムの音が聞こえ、ドアを開けると鮮やかな赤のコートを着た小柄な女の子が立っています。
LINEもどきで感じた人となりより、ずっと明るくご挨拶されます。
姫は大きなカバンを抱えています。僕はカバンを受け取り、とコートを脱がせて、部屋に招き入れます。
小さな椅子に腰掛けてもらうと、姫はカバンから缶に入ったブラックコーヒーを取り出し、「朝なのでコーヒーがいいかと思って🩷」と僕に手渡してくれます。
お店から言われているのかわかりませんが、その気遣いがうれしく思います。
そのまま料金を支払って、しばし談笑します。
姫の昼職のこと、入店して1カ月過ぎたことなどを僕の質問…

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