ホテル 山王（東京都台東区/ラブホテル）の口コミ 2025/12/08 19:07 三時のおやつさん投稿

初めて

201号室

4700円/3時間休憩（500円オフ割引適用）

 … おしゃれなほうだと思います

 … 2人でちょっとした運動もできるくらいの広さ

 … 2人で入るとキツい

 … 今後も、たまに利用しようと思う

鶯谷駅の南口から徒歩2分、ホテル街にあるクランク路地の手前に位置しています。屋号からは察することはできなかったけど、どうやらステーション系らしい。


2023年6月にリニューアルされ、内装が一新。以前よりカラオケ愛好家から支持されていたホテルだけど、リニューアル後にカラオケ設備を有しているのは2部屋のみ。そして全室WiFi完備となっている。



・ホテルの特徴

部屋数15というサイズ感でありながら、時間帯によらず常に空室わずか…という高稼働ぶりには料金設定の工夫がある。


実は2時間ショート、3時間休憩どちらも全日料金で週末と祝日も同一価格。さらに平日は２部制、土日祝は１部制…最大9時間の滞在が許されたサービスタイムが3時間休憩と同一価格で利用できてしまう。


もちろんデリ客の利用も盛んであるけど、一般のカップル客が時間を気にせず逢瀬を重ねるにはうってつけ。どこか平成の名残を感じさせる建築にもノスタルジーな魅力がある。



・ホテルの出入口とチェックイン

同ホテルは出入口が1つ、館内エレベーターも1つ。いかんせん部屋数は多くないので他のお客様と館内で遭遇することは稀。フロント周辺には面積上の余裕もあり広々としている。


フロント前には待機スペースあり。かなりオープンな様式で満室時に清掃待ちをしているとフロントの女将が大きな声で呼んでくれる。ゆえに人目を気にしてコソコソと利用するには不向き、むしろ胸を張って堂々とお使いになってもらいたい。


なおフロント精算で割引券を用いる場合は先に提示する必要あり。たとえ同一料金であっても3時間休憩で入るのか、サービスタイムで入るのか。チェックインの際に必ず自己申告が必要となるためお忘れなく。



・客室仕様と備品、サービス

かつては全室カラオケ完備とあって防音性も機密性も最高レベル。いささか浴室の古さは潔癖症の方には厳しいけど、多くの方がベッド周辺の清潔感には満足されることであろう。


今回のお部屋は上から2つ目のグレード、Aクラスの#201…ダブルベットにローテーブル、さらにL字ソファを配置してもなお余裕のある床面積に贅沢感がある。


アメニティは最小限であるけど、冷蔵庫にはフリーの水ペットボトルが2本。ステーション系にしては無料ドリンクは控えめ。そしてローテーブルにはナッツ菓子とキャンディ、アルコール飲料などは有料販売品として冷蔵庫に備えてある。


#201限定装備として触れないわけにいかないのがカラオケ設備…5TBのHDD搭載、フルHD映像対応LIVEカラオケLIVE DAM RED TUNE（DAM-XG5000R）とデジタル方式ハイパワーアンプ DAM-AD5000G。さらにワイヤレスマイク2本と天井吊り下げのスピーカー多数。もちろんデンモクだって用意されている。


今やオーディオストリーミング全盛期にしてサブスク配信のSpotifyやApple musicなどなど、数多あるサービスがしのぎを削る戦国時代。だからこそ原点回帰、一言で評すれば「ヤレるカラオケBOX」…まさに「中高年の憩いの場」として根強いファンがついているのも納得である。



・注意事項

公式サイトの割引券のうち休憩利用で適用されるタイプは印刷した紙を提出する必要があるためご注意ください。今回は飛び込みで赴いたアテクシは印刷しておらず困惑…そして頭を抱えて狼狽、見かねたフロントの女将がゴニョゴニョしてくださり幸いにも500円割引の適用を受けることができました。


なお客室のベット周辺に電源の取り口はなし。宿泊時のケータイ充電や持ち込んだ電マをお使いになりたい方は延長ケーブルがあると便利です。なお、客室は防音性に優れた密閉空間でありましたが、ケータイの電波はバリバリに入っていたのでご心配なく。



・総評

室内の内装はラグジュアリーで天井高に余裕があるため床面積を超えた開放感が格別に贅沢。丸みを帯びた戸口の柱や天井の間接照明、初見の印象ではお値段以上に見た目の良さがあるためハッタリのきくホテルという表現も当てはまりそう。


惜しいのはバスタブ。混浴プレイには不向きと言わざるを得ないけど、そこさえ割り切ってしまえばカラオケの楽しめる良いホテル。やっぱりL字のソファに座ってイチャイチャしながら、懐メロをデュエットできるのは最高であります。


築は古そうだけど意外と中はキレイでデザイン性も高い。この辺りはお写真もアップロードしてあるので参考にされたし。わりと鶯谷の中では穴場と言える存在かもしれませんが、外観の古さに臆することなく飛び込んで欲しい。そして均一料金の土日・祝日は相対的にコスパの良さが光る点にも注目してもらいたい。

特になし