episode113『セントフォース系美人現る』
私はシャワーを終え、急いで体を拭っていた。結構慌ててしまって、備え付けのスリッパの中敷部分がびしょびしょになったので、それをティシュで拭き、ゴミ箱に捨てた。そんな事をしているとノックの音が聞こえた。
ドアを開けに行くも、ゴミ箱の中のティシュが散乱しているのが気になった。これは入ってくる女の子に、もう既に一発抜いたと思われても仕方がない。私はそんな心配事を背負いながらながらドアを開けた。
あまり女の子の事は期待していなかったが、私は彼女の美しさに打たれ、些細なことはすっ飛んでしまった。
軽く挨拶を終えたかと思うと、ニコニ…
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