「こんばんは」
チョット緊張した面持ちで出迎えてくれましたが、それよりも何よりも写真で見ていたコスチュームが目の前に現れて勝手に興奮してしまっています(笑)
「今日はお仕事帰りですか?」
「うん、うん」
ソット手を握ってくれ階段を登りますが、階段の壁に鏡が張ってあったりと変わった作りでした。入室すると、部屋はそれほど広くはないですが、きれいです。
勝手にベッドに座ってキョロキョロと室内を見回していると、彼女は部屋の入り口で所在なさげに佇んでいます。ふと見ると、手を握っていたもう片方の手に何か持っています。
「それなあに?」
「…お部屋の明かりのリモコンです」…
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