ホテル名 | ホテルフロリダ |
---|---|
住所 | 東京都豊島区池袋2-36-4 |
投稿者 | マーケンワン |
投稿日 | 2022年03月08日 |
■利用回数 初めて | |
■今回利用した部屋番号 B112号室 | |
■今回の利用時間と料金 2時間休憩3000円 | |
■部屋のおしゃれさ ☆2 … 汚くはないけど、綺麗でもないかな | |
■部屋の広さ ☆2 … ベッド以外は、2人で座る椅子くらいしかない | |
■浴室の大きさ ☆3 … 2人で入れるくらいの広さかな | |
■(価格も含めた)総合満足度 ☆3 … 機会があればまた利用するかもしれない | |
■このホテルの良いところ(特筆すべき設備・備品など) こちらのホテル、かつては池袋エリアに20軒以上存在したRホテル系の安ラブホテルで、その代表的な存在でしたがその後閉館。しかし一昨年、中国系の‘グッドホテル’グループのホテルとして、同じく閉館していた「オーロラ」、「サンマルコ」、「ブルーシャトー」と共に甦りました。当初は4つのホテルが同じシステムで営業していたのですが、その後「ブルーシャトー」は長期滞在者の専用宿舎となってしまい一般営業は取りやめ、昨年自分が利用して体験談を上げた「サンマルコ」は営業不振により閉館。残るは「オーロラ」と「フロリダ」のみ。その内、以前は評判がよろしくなかったということで興味のあった当該ホテルの方に、池袋のお店利用の際行って参りました。 訪れたのは平日の20時過ぎ。池袋駅からはやや離れていますが、西口のC6出口からだと徒歩2分くらいで到着出来ます。 入室の際、こちらのホテルグループは‘セルフチェックイン’という独自の方式を採用しています。風営のラブホテルの中にもスタッフと顔を合わせずチェックイン出来るところがありますが、こちらはスタッフの常駐自体が無く、巡回形式を取っています。本来こちらのグループのような風営法の許可の無い、旅館業法のみで営業しているラブホテルは対面で料金の受け渡しをしなくてはならないのですが、2018年に規定が緩和され、一定の条件を満たせば可能になったようです。ただ、利用前に電話で問い合わせた際「今は、結構居ます」と言われました。ホテルが減ったことで余裕が出来たのかも知れません。 入口から奥に延びる通路を進んで行くと、右側にこのグループではおなじみの塞がったフロントと電話機、そしてルームキーの入ったコンビニボックスがありました。 コンビニボックスは6つに区切られていて、60分休憩から宿泊までそれぞれに対応したルームキーがあらかじめ入っています。希望の利用時間を選んでお金を入れ、ルームキーを取り出して部屋に向かう形です。チェックアウト時は置かれたケースにルームキーを返却して退出します。また、状況はカメラによって確認されています。 コンビニボックスの鍵をチェックしていると、「いらっしゃいませ」とスタッフさんが横の扉から現れました。電話で聞いた通りです。出てきてくれたのは30代後半くらいの男性スタッフ。話しぶりからすると中国の方のようです。 このホテルには‘デラックスルーム’と呼ばれる、通常の1.5倍の広さがありながらも、休憩の場合は料金が変わらないお得な部屋の存在を知っていたので、その部屋が空いているかどうかをまず聞きました。 するとそのスタッフさん、う~ん…と考えながらコンビニボックスを眺め、地下にあると思わしき部屋番号のルームキーを取り出しました。デラックスルームはいつ聞いても空いていないと言われるので意外です。「地下の部屋が広いんですか?」と聞くと、「そうです…」と小声での返答。どうも自信なさげです。 今回はカード払いが希望だったので、本来なら電話機でスタッフさんを呼ばなければならなかったところ、すぐに対応して頂けて良かったです。ルームキーと一緒にゴムと貯まると使えるサービス券を受け取り、地下の階段を下りて行きます。 地下のフロアは二部屋のみの場末感漂う空間。そんな中でもおしゃれな照明や追加で使えるタオル類が置かれた棚がありました。 通路の突き当りにある部屋の扉を開けると玄関らしき区切りは無く、見えるのは奥に延びる通路のみ。ちょっと期待して中に入ってみると何の事はない狭い部屋で、薄々感ずいてはいましたがあのスタッフさん、デラックスルームを分かっていませんでした。 アイボリーの壁にピンク色の枠や棚がアクセントになった、シンプルな内装。旧Rホテル系のラブホテルによく見られる安っぽい印象の部屋ですが、落ち着けるので個人的には好みです。部屋の広さの評価で‘ベッド以外は2人で座る椅子くらいしかない’にしましたが、椅子すら置けない狭さ。椅子の類が全くない部屋というのも逆に珍しいです。しかしながら、入口からの長めの通路があるため圧迫感は感じなかったので★2つにしました。 浴室は、浴槽こそ狭いですが洗い場はそこそこの広さ。部屋は狭くとも浴室の面積を確保するのがこの系列の特徴でもあります。アメニティは豊富ではありませんが一通り揃っており、フロントに行けば追加も可能です。 狭い部屋ではありましたが、地下という事で防音性も良く、清掃もきれいに行われていて快適に過ごす事が出来ました。 休憩でも予約可能、外出OK、Airpay導入により様々な支払いに対応、フリーWi-Fi完備と使い勝手はかなり良いです。そしてなんと言っても、定員が無いというのは驚くべきサービスだと思います。部屋が広くは無いので常識的な範囲でという事になりますが、使い方によっては重宝されるでしょう。 スタッフさんも応対自体は丁寧で好印象です。気になっていた、ある意味独特な雰囲気を満喫する事が出来、良い体験となりました。 | |
■このホテルの改善して欲しいところ オープン時から徐々に料金が上がっており、タイミングの悪いことにこの3月からまた料金が上がりました。同じ平日の2時間休憩で見てみると、昨年の7月に同料金の系列ホテル「サンマルコ」を利用した時は2200円、2月末日までは2700円でした。2時間2200円なら池袋エリアでもトップクラスの安さなのでアピールポイントになりますが、2時間3000円になると選択出来るホテルが増えるので厳しいのではと思います。 系列の「オーロラ」は料金据置なので、そちらを薦めざるを得ません。見直しが必要ではないかと思います。 それから、チャイムが故障していました。その為、お店の女の子が来る際ドア付近で待機していなくてはならず、普通なら必要の無い労力を使う羽目になりました。物音でドアを開ける事が出来たので支障はありませんでしたが、これは直しておくべきでしょう。 | |
この口コミへの応援コメント(4件中、最新3件)