「お時間までいってらっしゃいませ」
威勢のいい店員の掛け声を背に階段へと向かうと、上段で待っていた嬢と目と目が合いました。
「あっ…」
彼女もビックリした様子で、スグに声が出てきません。モチロン、私もです。一目見て○○○さんだと分かりました。
そのまま目を見つめ合わせて部屋に入ります。ドサッと手にしたカバンを床に置くと、まず彼女の両手を握りしめました。
「会いたかったよ、○○○さん。急にいなくなってとっても心配していたんだよ」
「あっ、ありがとう」
彼女もマサマ私が来るとは思っていなかったそうです。ソコからはしばし、お互いの近況報告です。チョット体調を崩して…

応援コメント 55件