episode125『美人ランド』
ハハハと私を見るなり笑っている。
私はやはり準備が間に合わず、まだ半分も体が拭けてない。「早かったですか、ふふ」「ちょっと待ってね」と私は慌てて残りを拭う。中々いいファーストコンタクトだったかもしれない。自然と笑顔になる。
「じゃあ、その間にお店に電話しますね」電話が終わる頃、私もベットに腰掛けた。「初めてだよね、よろしくです」と挨拶を交わす。やっとその時ちゃんと彼女の事を見れたけど、とても美人さんだった。可愛くもある。そう言えば、若い頃の本上まなみさんに似ているかもしれない。
私は、やにわに心のテンションが上がった。しかもプロフィール…
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