タイトル | 女装の目覚めー外出編② |
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投稿者 | サスペンダー |
投稿日 | 2020年10月20日 |
『女装の目覚めー外出編②』 男性がシャンパンを飲み干すと、思いもよらない言葉が出ました。 ♠実は先程僕は待ち合わせをしていたと言いましたが、それは嘘で、貴女があまりにも素敵だったから声を掛けずにはいられませんでした! ♠貴女様はどうしてあの場所におられたのですか? ♥私は単なる散歩ですわ。突然話し掛けられたからビックリしてしまいましたの ♠そうですか、でも良く僕の誘いに乗ってくれましたね、感謝してます ♥それほどでもありませんわ と何気ない会話をひとしきりしたら 料理が運ばれて来て、食事を楽しんでました。 僕は出来るだけあまり食べないように振る舞ってました。 ひとしきり食べ終わると男性は腕時計を見て ♠時間もだいぶ過ぎたので、お送りします ♥はい、ありがとうございます。 と言って席を立って歩き出そうとすると 突然目眩がして、その場にしゃがみ込みました。 すぐさま男性が駆け寄り ♠大丈夫ですか? ♥はい、何故か酔ったみたいです。 ♠それはいけませんね。直ぐに車まで連れて行きますから、私の手を取ってもらって と言った時に僕が顔を上げると、衝撃が走りまし た。 なんと突然男性がキスをして来ました! 僕は呆気にとられて呆然としてると ♠すみません、あまりにも美しかったので キスしてしまいました。お許しください。 僕は事態が飲み込めずに、その場から逃げだしたい衝動に駆られて、 ♥ごめんなさい、失礼します と言って泣きながら駆け出して、レストランを出ました。 後ろから呼ぶ声が聞こえましたが、それには目もくれずに走りました。 なんとか落ち着きを取り戻して、少し歩くスピードを落としながら考えていたら (僕にキスして来た!ホントに女性と思ったの?そんなに魅力があるの?僕に?) と言う思いがつのりましたが、今回は怖い想いが残った、つまり女性の気持ちになれた気がしましたので、暫くなりを潜めようと思いました。 駄文にお付き合い頂きましてありがとうございました。 | |
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