タイトル | オキニと畳は・・・ |
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投稿者 | あんずぼー |
投稿日 | 2019年10月05日 |
『オキニと畳は・・・』 こんにちは。あんずぼー と申します。 「女房と畳は、新しいほうがいい」なんて、落語の枕なんかでも良く耳にしておりましたが…って冒頭から嘘です。落語、ちゃんと聴いたことが殆どない…寄席も行ったことないですし。笑点は昔観てましたけど、あれは大喜利メインですし。 ま、それはともかく、「女房と畳は…」って、とんと聞かなくなりました。 昨今の風潮としてはやむを得ないでしょうし、少なくとも何らかの組織に属してその組織名を背負う立場の人がこんな発言したらもうカチカチ山の狸よろしく、炎上間違いなし、です。 だけど何となく江戸の長屋住まいの庶民の心を感じさせる、味のある言葉だなぁ、なんて思ったりするわけです。もちろん連中にはそんな甲斐性があるわけもなく、そこの部分はワタシも一緒ですが、願望というか言葉遊び的なものもあって、そんなことを言っては女房衆にドヤされるという、口先だけの小市民でございます。いえ、ワタシは言いませんよ、そんな恐ろしいことは。 ホントに新しくしちゃうような人は、そんな下卑たことはわざわざ言いませんね。お上品なフリして、しれっとやってのけますでしょう。 そんなこんなで庶民派としては、畳はともかく女房を新しくするなんてことはできるわけもありません。というか、畳すらままなりません。吉良上野介がイジワルしてきたら、勢いで表替えしちゃうかもしれませんが。「江戸中の畳屋を集めよ!」いえ、一軒だけで十分です。 い草の香りは、茣蓙で楽しむのがいいところです。100均で売ってますし。 で、女房は新しくできませんが、オキニは新しくすることができますね、という、そういう話しです。やっと本題。 新しくできるだけではありません。追加もできちゃいます。一夫多オキニ。夫ではないですが、まあそういう雰囲気です。いらっしゃいますね、オキニをいっぱい抱えている方。うふふ。 オキニは、替えようが解除しようが、慰謝料とか養育費とかもかかりませんし、親権なんてものも考えなくて良いです。それを考えなくてはならない事態は、それこそそれどころではありません。こんなコラム読んでる場合じゃないです。 ということで、通常はいくらオキニを取り替えようが、増やそうが、風活費以外は特段の金銭的負担も発生しないわけです。 素晴らしい! でも…現実的に複数オキニは、やっぱり経済的にはツラいです…。ローテーションが、回りません。中3ヶ月とか、中6ヶ月とか、嗚呼って感じです。 で、そのオキニですが、これも女房と同じで、新しいほうがいいのでしょうか? 5年以上、お世話になっているオキニがいます。 今年に入ってから、ご縁が始まったオキニがいます。 そして直近では、オは付いてませんが、キニなる姫様がいます。うまい!座布団1枚‼︎ 正直に言えば。 新しいオキニに、より会いたいです。 そしてキニなる姫様にも、より会いたいです。 あゝ、言ってしまいました…。 …罵詈雑言が聞こえます。 「酷い!」 「ひとでなし!」 「そんなに簡単に、糟糠のオキニを棄てるのか!」 「これまで尽くしてきたオキニをなんだと思ってるんだ!」 「松崎さん、座布団全部持ってって!」って、なんで先代? いやいや、オキニ、棄ててませんって。 「糟糠のオキニ」なんて、用法が変だし。 確かにお世話にはなりましたけど、「尽くしてきた」って言われるのは違うかなあ。 話が逸れました。 最早どこがメインストリームなのか、さっぱりわかりません。 ホンネとしては、新しいオキニとの逢瀬は楽しいです。 それは羞恥の衣を一枚ずつ剥ぎながら脱ぎながら、回を重ねるたびに一歩ずつ踏み込んでいっている途上だから。 そこに、未知を既知に変えていく歓びと手応えがあるから。 古いオキニとは、そうしたときめきはありません。ただ、その代わり安心と安定があります。それはときに、モノ凄く救われるものです。 癒されるものです。 本当の勝負は、新しいオキニに、そうしたご新規ボーナスがなくなって、同じ土俵に上がってから。 それからです。 そしてその頃には、また新しいオキニが出来て、新たにドキドキしていると。 いやはや、男というものは業の深いものです。 ・・・え、ワタシがダメ人間なだけ? | |
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