タイトル | 見てしまった...(その3) |
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投稿者 | 風のヒューイ |
投稿日 | 2018年09月12日 |
『見てしまった...(その3)』 ろくのすけさん→ビデ三郎さんと受け継がれてきた『題名』リレーコラムの第3弾、ヒューイがバトンを受け継がせていただきます。 さて御両名のコラムが御父上とのちょっと切ない思い出話だったのに対して、俺のコラムは切なさとは無関係な馬鹿でマヌケなお話です、というか前回ちょっと切なさのあるコラム書いたら多くの方から「こいつ大丈夫かいな?」と思われただろから(^^; あれは大学生の時だから1990年代の初頭の頃でしょうか。 時代背景的にはネットもパソコンも携帯もない時代で、ビデオデッキが一家に一台普及していた感じでしょうか。 ビデオデッキがあればAVが観たくなる、というのが男の性ではないでしょうか。ましてや学生くらいとかそんなことにしか興味ない年頃です。 でも最大の難関はビデオデッキが家族の集まる居間にあるということです。願わくば誰かの影に怯えることなく正々堂々(?)と自家発電を楽しみたい!とみんな思うことでしょうが俺が考えたのは自分の部屋にテレビとビデオがあれば、ということでした。 大学生になってけっこうバイトしていた俺はまあまあ小金を持っていたので、 「よし買おう!」 となってテレビとビデオデッキを買いました。 当時は家電というものが決して安くなくて、テレビとビデオデッキ合わせてたぶん10万円超えたと思いますが、思う存分AV観て思う存分自家発電したい、という欲求には抗えなかったのです。完全に感覚が麻痺してましたね、というかアホですね(^^; それからというもの、もう毎日AV三昧です。 友達に教えてもらって業者にカタログ送ってもらって買ったり、友達と交換したり観まくりました。 そんなある日のこと、大学の友人Kが、家の近くで花火大会があるから泊りがけで見に来いよと誘ってくれました。それで「今日は泊まってくるから」と告げてKの家に向かいました。 花火はKの住むマンションから見えるのでベランダでKとKのご両親と4人で見ていたんだけど、途中でKのお母さんが急にお腹が痛いと言い出して花火どころではなくなりました。しかしまあ病院に行く程でもないらしく寝てたら大丈夫というので安静にしていたんだけど、こんな時に泊まるというのもご迷惑だから泊まらず帰ることにしました。 Kの家からうちまでは1時間くらいだからうちについたのは12時くらいだったのでみんな寝静まっていると思いそーっと玄関を開けそーっと自分の部屋に戻ったら…あれ?俺の部屋に灯りが点いてる、がちゃっ!と扉を開けたら…俺のベッドの上で下半身剥き出しでギンギンに勃起したイチモツをシゴく弟がいました。 恥ずかしい姿を見られた弟も困っただろけど見たこっちもどうしていいかわからない感じでした。これが弟の部屋で俺が勝手に部屋に入っていったらシコってた、となれば弟も「勝手に入ってくるなよ!」とキレることもできるけど、なにぶん弟も後ろめたいシチュエーションでもあるし、かと言って俺が「人の部屋で何してるねん!」と怒るのもなんだか可哀想だし… そんなこと考えてると人間っておかしな行動に出てしまうものです。そのとき弟が見ていたのは保険会社OLが枕営業で契約を取るという、俺のけっこうオキニビデオだったのですが、その時の会話が、 俺「おっ、それ見てたんか、それけっこうええやろ?でももっとええのがあるで、例えばこれとかこれとか…」 弟「そ、そうなんや…えっと、とりあえずちょっと出ていってくれる?」 俺「そ、そうやな、あっ、俺ちょっとシャワー浴びてくるわ」 弟「うん、なんかごめん」 弟は俺とは違ってマジメな男で、まさかAVに興味あるなんて思ってもなかったから、俺もどう対応したらいいかわからなくて変な対応になったな、と20数年経った今も思っちゃいます。 それにしても部屋の扉を開けた時に弟が泣きそうな顔して「なんでなん?」と言ったのは忘れられませんね、こっちが「なんでなん?」と言いたかった気分ですが(^^; おバカでマヌケなコラムにしよと思ったのに書き終わったらそこそこ切ない感じになりましたね、今度弟に会ったらこのネタでちょっとイジってやろう(^^; | |
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