タイトル | 見てしまった… |
---|---|
投稿者 | ろくのすけ |
投稿日 | 2018年09月07日 |
『見てしまった…』 みなさんこんばんは、ろくのすけです。 いつもコラムをお読みくださる方、コメントをくださる方、ありがとうございます。 そういえば最近コラムを書いていませんでしたが、先日のいぶしの銀ちゃん様のコラムを拝読し、思いついたことがあるので書いてみました。 今をさること10数年前… 私は自宅で寝たきりの父の介護をしておりました。 寝たきりとは言っても、手足の運動機能が失われただけで、意識はしっかりしていて、内蔵機能は正常でした。 手の指だけはなんとか動かせるので、自分でテレビのリモコン操作をして好きなテレビ番組を見るのだけが楽しみでした。 ある晩のこと、就寝前の世話をするために部屋に入ると… なんと! テレビ画面には日活ロマンポルノが! いつも、コールボタンで呼ばれてから就寝前の世話をしに部屋に行くのですが、 その日はテレビの音が聞こえなくなったので、呼ばれる前に部屋に行ったのです。 石原裕次郎とか加山雄三の昔の映画を見たいというのでケーブルテレビを契約しておいたのですが…そっちかよ! 見て見ぬふりをして、わざとゆっくりタオルやら替えのオムツを取りに行き、オムツを替えたら…やっぱり少しボッキしてましたね。 もちろんオナニーは不可能ですが。 その時は、介護疲れのイライラもあって、ああオヤジもまだ男なんだな~くらいにしか思いませんでした。 今考えると本当に可哀想だったと思います。 誰も処理してくれない、自分でもできないなんて。 少し前に「五体〇満足」の作者の方が不倫騒動を起こして世間のバッシングを浴びていましたよね。 誰も口に出さないけど男は皆思ったはずです! 「しょうがないじゃん、あの体じゃオナニーもできないし、風俗も行けないんだから」 この情報局の百戦錬磨の大先輩方でも経験されてない業種「障がい者専門デリヘル」というお店が今はあるんですね。 もし当時あったら、母と嫁が外出しているスキを狙って呼んであげられたのになぁ。 でも、当時の私はまだ風俗に偏見持っていたので、その選択はなかっただろうなぁ。 いい時代になったものですね…と言いたいところですが、実際に障がい者専門デリヘルを呼ぶにはハードルが高いだろうなぁ。 それまで健康で元気だった私の父は50台である日突然、不自由な体になりました。 「明日は我が身」と思いたくはないですが、体が自由でお小遣いがあることに感謝しつつこれからも風活を楽しもうと思います。 | |
この風俗コラムへの応援コメント(24件中、最新3件)
- ぽち太(128)2018/9/13>>ろくのすけ(48)の『見てしまった…』のコラム切ないですけれど、身につまされる話ですね。
性欲は無くなることはないのに、それを満たす手段がないということが、いかに辛いことか。
私も半分とは言いませんが、そのような境地に足を踏み入れかけてるので、お父様の境遇が何となく分かる気がしてます。
「誰も処理してくれない、自分でも出来ない」
敢えてチャンネルを選んでロマンポルノを見ていたお父様は、そんな状況下でも、自分が男であることを敢えて自覚しようとしていたのでは…。そんな風に思いますね。勃起していたというのが、せめてもの救いですし、それには拍手を送ってあげたい気分です。
障害者専門デリのことはネットで見たことがありますが、ホントに事務的に抜くだけで福祉業務の一種ですね。
今は、ソープでも良識ある店では、障害者や高齢者でも遠慮なくご利用くださいと謳ってる店もありますね。いい時代になってきていることは喜ばしいです。