タイトル | 吉原への憧れとデビュー戦まで |
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投稿者 | ぽち太 |
投稿日 | 2018年08月14日 |
『吉原への憧れとデビュー戦まで』 東京に生まれて約半世紀(←大袈裟ww)、地方に約10年在住していたとは言え、これだけ長く風活には恵まれた環境に身を置きながら、私、実はまだ吉原には一度も足を踏み入れたことはありませんでした。 ある種の憧れはもちろんありました。 江戸の時代から続く歴史ある遊郭の街、今は交差点の名前だけになっているそうですが、かつて何人の遊女たちが格子の内側から恨めしい思いで見つめたであろう吉原大門、そして今は国内最大数のソープ店が軒を連ね、地方で風俗店を営む方は一度は自分の店を吉原に出したいとも聞く街…。 そんなこの国を代表する風俗街に、風活をほとんど唯一の趣味とする人間がまだ一度も足を踏み入れたことがないとは…。 それにはそれなりの理由もありました。とても個人的な理由なので敢えては書きませんが、上に書いたような憧れとは裏腹に、現在の吉原はあまり好きになれませんでした。それにお店の数が多すぎて、その中から最初の1店を選び出すのは、面倒くさがりの私には相当ハードルが高く、最初の1歩をなかなか踏み出せませんでした。 そんな私が私自身の中に勝手に作り上げた高い「壁」は、一人の姫様のひと言でいとも簡単に崩れ去りました。 男ってホント、馬鹿ですよねぇ。 (↑淀川長治風に) 「今度、お店移ることになりました。吉原の○○という素敵なお店です。もしよろしかったら遊びに来て下さいね❤」 私が最近わりとよく遊びに行くようになった川崎のお店の姫様に、裏を返そうと思って送ったLINEへの姫様の返事です。 そんなに素敵なお店なら行ってみようかな…。 ところが、お店の名前を情報局で調べてみてびっくり。 体験談の数はあまり多くありませんが、そのうちのひとつを繙いてみると、目玉の飛び出るくらいの料金に一瞬、言葉を失います。 ただ、川崎のお店でこの姫様に入って、その価値は十分あることは分かっていましたし、これは吉原というエリアに対するこれまでの食わず嫌いを払拭するには良い機会なのではないか、そんな機会を与えてくれたこの姫様にむしろ感謝しよう、そう思って私はこのお店に登楼する機会を窺うことにしたのです。 ただ、吉原デビューをこの超高級店で果たそうとした決心は、すぐに揺らぎ始めました。 いえ、このお店に行くことはもう決めたことなので、それ自体は揺らぎませんが、何も最初からこんな超高級店に行くことはないんじゃないか、むしろ最初からこれに味をしめてしまったら、後が続かないんじゃないか、と思い始めたのです。 どうせ吉原デビューを果たすなら、これからも長く吉原というエリアとはお付き合いしたいし、今までの食わず嫌いを改めて吉原を好きになりたい。それならば自分の身の丈に合った、馴染みと呼べるようなお店を持っておきたい…そう思うようになったのです。 さぁ、それからが大変です。 何しろ吉原には情報局に載ってるだけで130ものソープ店があり、人気店ともなると1日に50人もの姫が出勤するんですね。その中からある程度確実な情報をもとに、候補となる店を選び出し、候補となる姫を数人にまで絞り込んでいくのは並大抵のことではありませんでした。 まずは自分の軸(好みやその日にどんなプレイをしたいかなど)がブレないようにしないと、選ぶに選べなくなってしまいます。 そんなわけでお店選びも二転三転、130店以上もある中から選ぶのは案の定、苦労しました。格安店だけでみても、通い慣れた雄琴や川崎と同じくらいの数はあります。 しかも格安店だと、3日くらい前にならないと姫様の出勤がネット上に上がらないお店や、新規客は当日にならないと予約できないというお店なども一定数あり、同じ条件でお店と姫をじっくり探すのが案外難しく、心配性な上にせっかちな私は、つくづく吉原で遊ぶのには向かないのではないか、そんな風にも思いました。 そんな苦労をして選んだお店は、結果的に情報局でも大人気のお店となりました。レポーター魂を発揮して、少しでもレポの少ないお店に、とも思いましたが、直前に目にしたある情報に嫌気がさして断念し、情報局での皆さんが下している高評価なら間違いないだろう(もちろん、中には低い評価のレポもありますが、全体の中ではかなりの少数です)とのことで、登楼予定日の前々日の深夜、ついにお店を決め、明朝に電話する準備をして寝床に着きました。 でも実は吉原デビューとなったこの日、日程を調整しているうちに偶然、わが敬愛する風俗王・カピさんとの初オフ会の日と重なってしまい、お店の名前を知らせると「それなら言ってよ~、良い子紹介できたのに~」と軽く怒られちゃいましたww そんなオマケまでついてついに私は、いよいよワクワク、ドキドキの吉原デビュー戦の日を迎えたのでした。さてその戦果はいかに?! ということで、体験談に続きます……。 | |
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