風俗街 - 名無しさん(ID:22204)の風俗コラム |口コミ風俗情報局

タイトル風俗街
投稿者名無しさん(ID:22204)
投稿日2016年08月26日
『風俗街』
日記の様になってしまいますが、今日お風呂に入ろうと予約無しで入れるお店を探し、川崎の南町から堀之内を散策。

8月半ば
真昼の風俗街は、人もまばらで
燦々と降り注ぐ太陽と台風が連れてきた南国の湿気を帯びた風が吹き、風俗店独特の消毒剤の様な匂いが漂う。

汗を拭いながら歩いていると、ワイシャツに蝶ネクタイで打ち水するボーイさんが元気に声を掛けてくる。
見たところ50代であろうか。
整髪料でしっかり固めたオールバックのヘアースタイルは、正しくボーイさんの正装であるようにすら感じる。
そんなボーイさんの横を茶トラの野良猫が尻尾を立て、先っぽを傘の柄の様に曲げそして人懐っこく歩いている。

この猫此処で生まれ育ち、多くの人の行き来を目にし、時に可愛がられたり、時に邪険にされているのであろう。

風俗ビルも老朽化が進み、風営法か何かの法律で内装は変えられても建て替えや新築は出来ないとも聞いたことがある。
周囲は開発されたり、隣接地は駐車場になったり社会的な新陳代謝をしているが、風俗ビルだけは時と共に老朽化して行く

また、その姿が社会の暗部的でタブー地域の様で好奇心や怖いもの見たさで足を踏み入れたくなるものだ。
風俗店に横付けされた高級車を目にしたりすると、やはり風俗街独特の如何わしさを感じられる。
何となく感じる、独特の秩序感も看板も建物も携わる人も、昔からずっとこの場所で営まれてきたのであろう。
公営ギャンブル場の近くに在るのもやはり独特の雰囲気に拍車をかける

街の中の景色として、文化として続いて行ってほしいと思う。

黄金町・日ノ出町のガード下の様に撤去されてしまうのが、社会的には本来正しいのかもしれないし、健全であるのは承知しているが、国際化が進む中での風俗産業は今後どんどん縮小されていくのであろうと思うと、なんだか寂しい気持ちになってしまう。

そんな午後だった。
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