第5回風活統計〜2050年の風活事情を考えてみました。 - ぽんず2の風俗コラム|口コミ風俗情報局
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●投稿者
ぽんず2
●投稿日
2024年12月16日
●タイトル
「第5回風活統計〜2050年の風活事情を考えてみました。」
ぽんずでございます。いつも体験談やコラムを読んで頂き、また暖かい応援コメントや貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。
さて、第5回を迎えたこの統計シリーズですが、これまでの作品はとても統計と呼べるようなネタではありませんでした。まぁ、面白いと言って下さる方が多いので、喜んで書いている訳なのですが(笑)ただ、こんなことを続けていると統計と謳って人を騙しているような気にもなってきまして…今回は真面目な統計にチャレンジしてみることにしました。
内容は第2回の刷り直しのようになりましたが、過去から現在までの出来事を分析し、未来のことも想像してみました。あれもこれもと書いたら、体験談くらいのボリュームになってしまいましたが…(^_^;) 最後の【まとめ】欄に要約しましたので、そこだけ読んで頂いても構いませんが、是非全文読んで頂いて、皆様のご意見を聞かせて頂ければありがたいです。
なお、シリーズも回数が増える毎に漢数字は読み難くなりそうなので、今回から算用数字に変えました。
【風俗店の届出件数推移】
さて、今回のネタです。数字を見ただけで気持ち悪くなる方はごめんなさい.(^_^;)
下の表には、警察庁が公開している風俗店の届出件数情報の中から、ソープ、箱ヘル、デリヘルの推移をまとめました。今回は、これを使って風俗の歴史を辿り、未来も予想したいと思います。
表1 風俗店の届出件数推移(警察庁)
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年度 ソープ 箱ヘル デリヘル
-------------------------------------------------
2000 1270 908 5425
2010 1238 836 15889
2015 1219 810 19591
2020 1207 723 20512
2023 1211 654 21142
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なお、この情報の取り扱いには、二つの注意事項がございます^_^
①店舗型風俗一種(ソープ)→ソープ、同二種(ファッションヘルス等)→箱ヘル、派遣型ファッションヘルス等→デリヘルと読み換えましたが、「等」の中にはオナクラやメンエス等が含まれるのだと思います。そのようにお読み取りください。
②この数字は届出件数なので、実際に店舗が営業しているかどうかは不明です。風営法により店舗(箱)を増やせないソープ・箱ヘルは、届出件数と実店舗数に大きな違いはないと思いますが、店舗を持たないデリヘルは、届出ても営業していなかったり、廃業しても廃業届を出していない店舗が多数あるようです。現状、情報局の登録店舗で派遣型風俗に該当しそうなお店が7000〜8000くらいなので、約半数は経営実態がないと思われます。
そんな訳で、私のような一般人が得られる情報には限りがありますが、時代の移り変わりのようなものは見えてくると思います。
【箱は年0.7%のペースで減少】
まずは、店舗型風俗を見ていきましょう。ソープは数を減らすも1200件くらいで踏みとどまっている印象ですが、箱ヘルは急速に数を減らしました。年平均で計算すると、ソープがマイナス0.2%、箱ヘルがマイナス1.4%、この数字はあとから使いますので、覚えておいて下さい^_^
ソープと箱ヘルを足し合わせた「箱」の減少速度は、マイナス0.7%くらいと計算されます。この23年間、リーマンショック、アベノミクス、コロナ禍のように、経済を成長・減退させる事象がありましたが、この箱の減少速度はほとんど変わっていません。なので、ちょっと寂しい気持ちになりますが、今後も同じペースで箱が消えていくと考えるのが自然のようです。
【ソープは現状維持で箱ヘルは激減?】
さて、数字だけ見ればソープは現状維持、箱ヘルは激減…と捉えるのが自然ですが、実態はもう少し複雑のようです。箱ヘルからカジュアルソープに業態を変えるケースが増えましたね…なぜこうなったのか正解は持ち合わせていませんが、本〇行為を好む顧客ニーズが一定数あることや、客単価を上げたい店舗側の思惑がマッチしたと考えるのは自然かもしれません。ソープ店は大幅に減少していないものの、サービスの主体は洗い場からベッドに変わってきたように感じます。2000年に1270件あったソープがマイナス0.7%で減少した場合、2023年には1080件と予想されますので、現存する1211件のソープのうち131件は元箱ヘルなのかもしれません。
箱ヘルからカジュアルソープへ…という流れはしばらく続くのかもしれませんが、コスプレ、痴漢、SMといった非日常感を売りにして差別化するお店も多く、それを好む顧客も多いようです。箱ヘル王国の名古屋にはそんなお店が多い印象で、マジックミラーの向こう側に水着姿の女の子達が並び、その中から気に入った娘を指名出来るお店もありました。アソコはまた行きたいなぁと思います^_^
箱ヘルが急速に減少していずれなくなるのか?という疑問もありますが、おそらく、私が体験したように箱ヘルの希少価値が見直され、箱ヘル回帰の流れが出てくるのかもしれません。
【デリヘルは急成長!2015年以降は年平均プラス1%くらいで落ち着いている】
1998年の風営法改正により解禁されたデリヘルですが、皆様も実感されていると思いますが、その後、急速に数を伸ばしました。届出件数で見ると、2000年から2015年の間に約4倍に増えました。年平均でプラス9%という信じられない速度です。
なお、初期のデリヘルは無法地帯のようなもので、この時期に経営実態のない多くの店舗を生み出してしまったのではないかと思います。2005年に風営法が改正され、デリヘルの受付場所であるマンションの一室等の情報を公安への届出る義務が課されるようになりました。そうして、2015年以降は年平均でプラス1%程度で一定の成長を続け、現在は、ソープを抑えて業界を牽引する存在なのであります。
【風俗市場は年平均プラス1%ペースで拡大予想。デリヘルの成長が支配的と思われる】
2023年の警察庁データを基準にし、以下の成長率を仮定して、表2のように今後を予想してみました。
・ソープ マイナス0.2%
・箱ヘル マイナス1.4%
・デリヘル プラス1.0%
表2 風俗店の届出件数推移の予想
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年度 ソープ 箱ヘル デリヘル
-------------------------------------------------
2000 1270 908 5425(実績)
2023 1211 654 21142(実績)
2030 1194 592 22667
2040 1170 514 25038
2050 1147 446 27658
-------------------------------------------------
店舗数だけではピンと来ないと思いますから、各業態の売上規模で話していきましょう。近年の風俗市場(ヌキ系)の規模は4〜5兆円、ソープ1兆円、箱ヘル0.6兆円、デリヘル3兆円と言われていますから、2023年の各業態売上にこれらの数字を割り付け、届出件数比例で各年の売上を予想して表3にまとめました。
表3 風俗店の売上規模の推移予想(兆円)
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年度 ソープ 箱ヘル デリヘル 合計
------------------------------------------------------
2000 1.05 0.83 0.77 2.65
2023 1.00 0.60 3.00 4.60
2030 0.98 0.54 3.22 4.74
2040 0.97 0.47 3.55 4.99
2050 0.95 0.41 3.92 5.28
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デリヘル黎明期にあたる2000年初頭のデータが見つからなかったため、私が想像するシナリオですが、2000年から2023年の間に、市場は約2倍に拡大したと予想しました。牽引役はデリヘルです。箱がない地域や地方に展開してゲストを増やせたこともありますが、サービス料金に加えてホテル代が必要なので学生が手を出し難い価格帯であったり、生活圏外で働けることもあって、キャストが安心して働き易くなった側面もありましょう。デリヘルの出現が風俗嬢を倍増させたとも考えています( ̄∇ ̄)
そんなこんなで、ソープに変わって業界一位になったデリヘルの動向が今後の隆盛を左右することになるのでしょう。日本のGDP成長率はプラス0.6%なので、現状、風俗産業の成長速度は経済成長の1.7倍です。人口が減少する中でも成長する風俗産業…これは日本人のエロが解放されているのか、外国人を受け入れる一部店舗によるインバウンド効果なのか…そのあたりはわかりません(^_^;)
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さて、真面目な統計はここまでにして、ここからは、いつもの悪ノリ統計です( ̄∇ ̄)
この統計ネタを書きますと、必ずこのようなコメントを頂きます^_^
「街を歩いてる女の子の何人に1人が風俗嬢なのでしょう?」
もちろん、私も気になるところなのでありますから、言われる前にやりますよ^_^
【悪ノリ① 女の子の働き方を予想してみました^_^】
何が正解かわかりませんが…こんなモデルケースを設定しました。
・出勤頻度:10日/月(週2〜3日)
・接客時間:60分を5枠/日
出勤頻度は経験的(適当)に決めました。接客時間は、8時間勤務、インターバル30分でフル稼働としました。50枠/月、600枠/年…毎月会わなきゃ忘れられるのもわかります(−_−;)
客単価は、ソープが60分25千円、箱ヘル・デリヘルが60分15千円としましょう。ソープは高級店で120分60千円くらい、大衆店で60分20千円くらいが相場と思っていますので、その中間にしました。箱ヘル、デリヘル(オナクラ等含む)は皆様の体験談を参考にしました。
この設定ですと、女の子1人の売上はソープで15000千円、箱ヘル・デリヘルで9000千円です。女の子向けサイトに書かれている報酬は客単価の6割くらいなので、これを信じれば、女の子の年収はソープで9000千円、箱ヘル・デリヘルで5400千円です。「こんなに稼いでいる訳ない。」多くの方からツッこまれそうですが、私もそう思っています。ですが、何か仮定をする必要がありますから、こうしましょう。
【悪ノリ② 風俗で働く女の子の数を予想しました】
第2回の内容を刷新しました。結果は変わりませんが、計算過程はより現実的ですし、過去と未来の情報が増えました。
計算は超簡単です。
各業態の売上÷女の子1人の売上=女の子の数
表4 風俗店で働く女の子の人数の推移予想(万人)
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年度 ソープ 箱ヘル デリヘル 合計
------------------------------------------------------
2000 7.00 9.22 8.55 24.8
2023 6.67 6.67 33.3 46.6
2030 6.53 6.00 35.8 48.3
2040 6.46 5.22 39.5 51.2
2050 6.33 4.56 43.6 54.5
------------------------------------------------------
ソープ、箱ヘル、デリヘルを合計した女の子の数は現時点で46万人くらいと推算されます。某ポータルサイトに登録された女の子の数は42万人くらいですが、ポータルサイトに載っていないお店もありますからね^_^
【悪ノリ③ 街を歩いてる女の子の何人に1人が風俗嬢なのでしょう?にお答え】
シリーズ第2回では、20〜24歳のキャストが全体の50%を占めるという調査結果を報告しました。今回もこの年代に絞っていきますが、第2回をみて頂ければ他の世代のこともわかると思います。それでは、20〜24歳の女の子の何人に1人が風俗嬢か…過去、現在、未来でまとめてみました。
表5 20〜24歳女性人口(万人)と風俗嬢の数(万人)と人数比(〇人に1人)
------------------------------------------
年度 人口 風俗嬢 人数比
------------------------------------------
2000 411 12.4 33.2
2023 309 23.3 13.2
2030 283 24.2 11.7
2040 244 25.6 9.6
2050 210 27.3 7.7
------------------------------------------
現在、街を歩いてる女の子の13人に1人が風俗嬢かもしれません。この結果、第2回と同じなのですが、業界の売上規模と女の子の働き方から割り出したので、信頼度が増したのではないでしょうか^_^
なお、2000年では33人に1人でしたから…高校を卒業して2クラスに1人くらいかぁ…と考えると妙に納得してしまいました(笑)そうして、2025年…おそらく私は引退していると思いますが…7.7人に1人という衝撃的な数字ですね。
実際には、日本の人口減少に従って風俗産業の成長も頭打ちになると思いますし、キャストの年齢層もあがっていくのでしょう。しかし、妄想するのは自由なのです( ̄∇ ̄) 最後までお読み頂きありがとうございました。
【まとめ】
・店舗型風俗の「箱」は年平均マイナス0.7%で減少しており、今後も同じように減少すると思われます。
・過去23年間で、箱ヘルは激減、ソープはほぼ現状維持。ただし、130件くらいは箱ヘルからカジュアルソープになったようです。
・デリヘルの出現により、風俗嬢の数は倍増したと思われます。
・現在の日本には47万人くらいの風俗嬢がいるようです。20〜24歳に限れば13人に1人の割合です。
・風俗産業が現在の速度で成長し、風俗嬢の年齢構成も今まで通りだとすると、2050年には7.7人に1人が風俗嬢…という時代が来るのかもしれません^_^
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